広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&AFP、山田ヨシヒロです。
チラシなどの広告制作を考えるとき、気になることの1つに制作費の問題があると思います。デザイン料金や印刷代をはじめ、一般の方にはわかりにくい部分もあるかと思いますので、少しご説明したいと思います。
チラシ制作にはデザイン代や印刷代以外の見えない費用がある
広告物の反響を考えるうえで、制作にかかる経費についても考えなくてはなりません。ちなみに広告費には一般的に次のようなものがあります。(チラシだけでなく、その他の印刷物やウェブ制作の場合も想定しています)
制作にかかる費用
デザイン料金、印刷代、コピーライティング料金、地図作成料金、ロゴデザイン料金、コンテンツ制作費、企画料、ディレクション料金など
配布、掲載、維持にかかる費用
折込料金やポスティング料金、DM発送費(封筒・ラベル・送料)、広告掲載料金(広告掲載料・サーバ管理費・看板の賃料など)
自社スタッフの人件費
意外と見落とされがちですが、広告物を制作するにあたって、打合せや企画などにかかる自社スタッフの人件費のことも忘れてはいけません。さらに自社スタッフがチラシを配布する場合には、その人件費も必要です。
これら全ての合計を上回る純利益(売上げではありません)を生むことの出来ない広告は完全に赤字ですし、時間も労力もかけている以上、せめて数倍にして取り返さないと作る意味がありません。広告をいくら安く作れたとしても、その数倍以上を回収できなければ、それはドブに捨てたのと同じです。
広告の制作費は「費用対効果」で考えることが大切です。