色で魅せるチラシ作り
どんなに費用を掛けてオリジナルデザインのチラシを配っても一向に効果を実感できない。そんな経験をお持ちの方はどれ位いるのでしょうか?チラシデザインはちょっとしたコツを掴めば集客率アップに繋げることが可能です。ぜひ戦略的なチラシ作りに挑戦してみてください。
■コツは色の使い方
色が私たち人間に様々な作用を及ぼすことをご存知でしょうか?同じような服装でも色の使い方一つで魅力的に魅せることもできますし、逆にチグハグな印象を与えることにもなります。そんな重要な役割を持っている色のテクニックをデザインに応用すれば、誰もが手に取りたくなるようなチラシ作成が可能です。
まずは配色の大原則を活用しましょう。1枚のチラシに乗せる情報というのは限られてきます。その厳選された情報の中でもお客様に見て欲しい情報に優先順位をつけ、それに沿って配色を決めていく方法がおすすめです。
チラシの中で7割を占める基本色(ベースカラー)を決め、チラシの内容に合わせてメインカラーを2割、さらに内容を際立たせるアクセントカラーは1割だととても見やすい印象を与えることができます。アクセントカラーはメインカラーとは全く異なった色を使う方がまとまりのいいデザインとなります。もしも同系色でまとめたい場合には、メインカラーよりも少し濃い色を使ってください。
■食べ物を掲載するなら
食べ物を掲載する場合にはより美味しさを引き出すために、意識的に暖色系の色を使用してください。どうしても青などの寒色系にしてしまうとせっかくの料理が不味く見えてしまいます。
■グラデーションで読みやすく
同じ様な色を重ね、段々と変化していくグラデーションを活用しても読み手に伝えたい情報を読み取ってもらうことができます。デザインで文章を読ませるチラシを作るなら、最も重要な内容部分だけグラデーションを付ける方法がおすすめです。これなら、読み手の目線をコントロールしながら読んで欲しい情報をしっかりと伝えることができます。この際にはあまり強すぎるグラデーションにしないように注意してください。