広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&FP、山田ヨシヒロです。
パンフレットやカタログ作成において、ページ順を指定する際によく耳にする「表1」「表4」という言葉。デザイナーや印刷会社なら当然知っていますが、一般の方はあまり耳慣れないかもしれません。
パンフレットやカタログの表紙のページ番号の呼称
パンフレットやカタログ等、冊子の印刷においては、ページ番号を表紙と本文とで分けて考える場合があります。これは表紙と本文とで異なる紙に印刷したり、製本方法によっては背表紙が必要になるなど、それぞれ別工程で印刷することが多いためです。
表紙のページ番号は「表1」「表2」「表3」「表4」という呼び方があり、一般に言う表紙を「表1」、裏表紙を「表4」、表紙をめくった裏側(表紙の裏面、表紙の次のページ)を「表2」、裏表紙をめくった裏側(裏表紙の裏面、裏表紙の1つ前のページ)を「表3」と呼びます。(以下の図のとおりです)
ちなみに上の図は左綴じの製本の場合のものですので、右綴じ(縦書用)の製本の場合は左右が逆になると考えてください。
本文の数え方はデータ作成者によってバラツキがある
ただし、本文のページ番号の数え方は、表2の次のページを「P1」と数える方や表2をP1と数える方、表1をP1と数える方など様々です。一般的には
「表1」→「表2」→「P1」→「P2」・・・「表3」→「表4」
と数える場合が多いですが、パンフレットやカタログのデザイン、内容によって使い分けることもあります。そのため、印刷する際には印刷会社にページ順を正しく伝えることが必須です。特にカタログなどの多ページ物の印刷は失敗して刷り直すと印刷代がバカになりませんから注意しましょう。