小学生の頃、格闘系の漫画で知った言葉「攻撃は最大の防御なり」。
読んで字の如く、攻め続けることが結果的に最大の防御となることを意味しています。
防戦一方では少しずつダメージを蓄積するだけで、
いつまで経っても相手を倒すことは出来ず、やがては力尽きてしまいます。
これは何も格闘技に限った話ではなく、ビジネスもまた然り。
ビジネスにおける「攻撃」とは
ビジネスにおける「攻撃」とは、売上げや利益を上げるためのアクションのこと。
そのアクションを怠ると、今は好調だったとしても、現状維持はおろか、
徐々に売上げは目減りしていきます。
小さな攻撃でもいいから継続することが大事
今から20年前、とある大企業の社長さんがこんなことをおっしゃっていました。
「あなたは今日一日、成功のために何をしましたか?」
自己啓発セミナーのような言葉ではありますが、
成功という言葉は、企業の「繁栄」や「成長」と言い換えてもいいでしょう。
毎日少しずつでもいいから、
「貴社が成長するための、業績を伸ばすためのアクションを起こしましょう」
ということです。
それは例えば、新規開拓の戦略を考えたり、ターゲットをリストアップしたり、
ホームページを更新したり、取引先に顔を出したり、
既存客に新しい提案をしたり、紹介を得るためのアイデアを考えてみたり、
ほんの僅かなことでもいいと思います。
また、その日のうちに完了させなくてもいいと思います。
それよりも、休むことなくパンチを繰り出し続ける、
つまり毎日少しでも前進させることが大切なんだと思います。
1日に1歩ずつでも前進すれば、1年に300歩くらい前進します。
それをさらに複数のスタッフが行うと、その何倍にもなります。
でもその1歩を面倒臭がって、日々の業務をこなしているだけだと
いつまで経っても前進することはありません。
毎日のちょっとした行動や習慣が経営を大きく変えていきます。
忙しい時こそ少しずつでも手を打っておかないと
閑散期に苦しむことになります。
「攻撃は最大の防御なり」
私の好きな言葉のひとつです。