後払い決済サービス「マネーフォワードケッサイ」の与信審査について
広告宣伝ドットコムが後払い決済の収納代行サービスとして契約している「マネーフォワードケッサイ」は、これまで契約してきたいくつかの後払い決済代行サービスと比べて、お客様の与信審査が比較的とおりやすい印象はあります。
とはいえ、中には少額であっても与信審査が通らないお客様もいらっしゃいます。
審査結果の詳細(通らなかった理由)については弊社にも公表されませんので明確なことは言えませんが、与信に通らない理由としてマネーフォワードケッサイ株式会社が公表している要因に加え、与信に通らない可能性として弊社が経験則で感じている要因をまとめてみました。
本来なら「マネーフォワードケッサイ」後払い決済サービスを利用できる可能性があったのに、ちょっとした理由で与信に通らなかったなんてことがないよう、以下を参考にしてみてください。
後払い決済「マネーフォワードケッサイ」の与信審査に通らない理由を考察
まずは与信審査に通らない理由として「マネーフォワードケッサイ」側が挙げている項目をいくつかご紹介します。
-
未入金が発生している / していた場合
-
住所不備の場合(入力漏れや確認ができない住所)
-
連絡先不備の場合(入力漏れや確認ができない番号)
-
メールアドレスが携帯アドレスの場合
-
メールアドレスドメインがご申告の会社名と異なる場合
与信申込の際の住所・連絡先の入力不備
未入金については言うまでもないですが、与信申込の際の住所・連絡先の入力不備でも審査に通らなくなる可能性があるようです。
これは入力時に確認を怠らなければ未然に防げる問題ですので、与信申込の際には必ず入力内容を再確認しましょう。
与信申込の際のメールアドレス
与信申込の際のメールアドレスについては、携帯アドレスは不可とのことですので、PC用のアドレスを準備しましょう。
また、他社のドメイン名で申し込むのは当然NGということです。
ただし、グループ会社のドメインや、自社の別事業部のドメイン名(与信申込時に記載した事業内容とは異なるサービスを提供する事業部のドメイン名)によるメールアドレスもNGかどうかまでは正直なんとも言えませんが、万全を期すならこれらも避けたほうがいいかもしれません。
また、上記には記載がありませんが、弊社がお客様の「マネーフォワードケッサイ」への与信を依頼し、その結果を見てきた経験上、フリーメールのアドレスでの登録も避けたほうがいいように思います。
最近はG-mailやYahoo!メール等の利用者も増えています。実際のビジネスに利用されるには非常に便利ですが、フリーメールという性質上、与信審査には向かないかと。
ホームページのURL
こちらも上記には記載がありませんが、事業内容を確認する手段の一つとして、与信審査申込時に記載したURLについても確認されているようです。
具体的な事業内容や提供サービス・商材、取引実績を掲載していて、なおかつ長期間の運用実績があれば、判断材料としては有利に働く可能性が考えられます。
こんな時代ですから、むしろホームページを持っていないということ自体が、業種によっては信頼性に影響を与えかねないとも思います。また、場合によっては審査に時間を要することにも繋がっているように感じます。
ホームページをお持ちの場合は、与信審査申込時に必ずURLを記載されることをお勧めします。
個人事業主は特に注意が必要
これも上記には記載がありませんが、法人であれば登記しているので公に法人としての身分は証明されており、出資金なども明確ですが、個人事業主はあくまでも個人なので、そういったことはありません。
中でも起業したばかりの個人事業主には実績がなく、収納代行会社である「マネーフォワードケッサイ」側からすれば、不確定要素が多すぎて債権の回収リスクが非常に高くなりますので、後払い決済の利用が難しくなるのはやむを得ません。
起業時に税務署に届け出るのはもちろんのこと、確定申告や納税を遅延なく行っている必要があると思われます。
最後に
健全にビジネスを行っている企業や個人事業主なら、よほど大きな金額(初回取引から数百万円とか)でない限り、申込時に必要項目にしっかりと記入(もちろん確認も)していれば、比較的とおりやすい与信審査ではないかと思います。
審査も他社サービスに比べてスピーディー(基本的には即日)なので、広告宣伝ドットコムをご利用の際には「マネーフォワードケッサイ」のご利用も是非ご検討ください。