戦略

チラシの反響を上げるテクニックその3「レスポンスデバイス」

チラシ反響講座レスポンスデバイス

広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&AFP、山田ヨシヒロです。

今回は、チラシの反響を上げるテクニックの第3回目、「レスポンスデバイス」についてお話しします。

 

レスポンスデバイスとは

チラシに興味を持った方があなたの会社に問い合わせる際の連絡手段、それがレスポンスデバイスです。主に電話、ファックス、メール、ホームページ、携帯サイトなどが一般的かと思います。

 

利用しやすい手段は人それぞれ

レスポンスデバイスを電話しか用意していないチラシ、メールフォームしか用意していないホームページなどをよく目にします。しかし、これは消費者の心理や都合をまったく考えておらず、不親切と言わざるを得ません。電話ですぐに聞きたい人もいれば、直接話すのは億劫だからメールで問い合わせたい人、チラシを見る時間帯は夜だから電話は出来ないしホームページの問合せフォームから連絡する人、問い合わせる前にスマホでもう少し詳しく調べてから友人と情報をシェアする人、など様々です。年齢や性別、性格、生活リズムによっても選ぶ手段は異なります。

 

どんなレスポンスデバイスを用意しておけばいいか

それは、なるべく多くのデバイスを用意しておくほうが賢明です。広告主側で取捨選択するのではなく、消費者が都合のいい方法で連絡できるようにしておくことで、取りこぼしが大幅に減りますし、何よりも親切です。

 

せっかく魅力的なチラシを制作しても、最後の最後に間口を狭めてしまうようなことは避けたいですね。

チラシの反響を上げるテクニックその2「お客様の声」

お客様の声


広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&AFP、山田ヨシヒロです。

今回は、チラシの反響を上げるテクニックの第2回目として「お客様の声」についてお話しします。

 

「お客様の声」はなぜ必要か

チラシの反響を上げるためには、消費者の共感を得ることが非常に重要です。その商品・サービスが自分にとって必要なものか、同じ悩みや不便を感じている人が、そのサービスを利用することによってどう解決したのか等、消費者がアクションを起こすにあたって、広告主ではなく消費者側の意見を知ることができるからです。

通常、チラシには広告主にとって都合のいいことや売り込み文句しか掲載していません。しかし、売り込みばかりでは消費者はうんざりしてしまいます。確かにお客様の声も広告主が選別して掲載しているわけですから、都合のいいコメントしか掲載していないわけですが、売り主とは異なる角度から商品やサービスの情報や体験談を知ることができるという意味では、消費者にとっては大切な情報であると言えます。

 

購買意欲を高める「お客様の声」

「お客様の声」を効果的に利用しているのは、皆さんが良く目にされるテレビショッピングです。実際にお客様を登場させ、商品を購入する前に悩んでいたことや、購入に至った動機、使用感、使用後の自身の変化、周囲の反応など、お客様自身の口から体験談を語らせるのです。すると同じような悩みを持っている視聴者は、その体験談を自分自身と重ね、共感し、自分もそうなりたいと感じるのです。消費行動における一連の心理を追うような体験談を利用者本人が語っているわけですから、信憑性も増しますし、共感を得やすいのです。

 

反響が高いお客様の声とは

お客様の声にも高い反響が得られるものとそうでないものがあります。より高い反響を得るためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、よりリアルな声を掲載することです。以下に一例を挙げます。

・活字よりも本人自筆の手書き。
・利用者の写真入り(商品利用中なら尚良し)。
・手書きなら誤字もそのまま掲載。
・長所だけでなく短所の指摘も掲載。
・ターゲットに近い属性の利用者の声を掲載(性別、年齢、職業、地域など)。

 

お客様の声は様々な場面でマーケティングに利用できます。アンケートなどによって普段からリアルな声を集めておくことが大切ですね。