反響

チラシの反響、 最近どんどん下がってきていませんか?

チラシの反響

広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー、山田ヨシヒロです。

最近、チラシの反響が芳しくない方にぜひお読みいただきたいです。

 

広告費が赤字でも仕方なく配布を続ける広告主

「反響は下がってきているけど、チラシを配布しないと集客できないから仕方なく配布を続けている」

・・・こんな苦悩の声を実際によく聞きます。

その気持ち、とても良くわかります。まずは知ってもらわないとお客様は来ることができませんよね。

それでも採算が取れるならいいのですが、中には広告費が赤字になっているのに、仕方なくチラシの配布を続けている企業やお店も多数あります。

これでは経営はいつまでたっても安定しませんし、そんな状況が続くのは何よりも「しんどい」ですよね。

では、いち早くこの悪循環を脱するためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

チラシでの集客は難しいのか

このような苦境に立たされた方は、こう考えます。

「チラシでは客は来ない」

果たしてそうでしょうか?実際、チラシだけで絶大な反響を得ておられる企業やお店は多数あります。ではそんな企業やお店との違いはどこにあるのでしょうか?

 

あなたのチラシには集客力があるか

反響のあるチラシとないチラシ、そこには大きな違いがあります。

もちろん、大手ならスケールメリットを生かして低価格で勝負したり、他を圧倒する商品力で勝負できると思いますが、日本の企業のほとんどが中小企業。価格競争や商品力だけで大手に真っ向勝負を挑んでも結果は見えています。

もし価格の安さだけを打ち出したり、商品やサービスだけをアピールしたり、大手のチラシの真似をしているようなら、あなたのチラシではいつまで経っても反響を得ることはないかもしれません。価格競争や商品力の弱い中小企業は、チラシという武器をいかにうまく使うのかを考えなくてはなりません。

 

次回は続編として具体的な問題に切り込んでいきたいと思います。

 

大阪の広告戦略アドバイザー、山田ヨシヒロでした。

チラシの反響を上げるテクニックその3「レスポンスデバイス」

チラシ反響講座レスポンスデバイス

広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&AFP、山田ヨシヒロです。

今回は、チラシの反響を上げるテクニックの第3回目、「レスポンスデバイス」についてお話しします。

 

レスポンスデバイスとは

チラシに興味を持った方があなたの会社に問い合わせる際の連絡手段、それがレスポンスデバイスです。主に電話、ファックス、メール、ホームページ、携帯サイトなどが一般的かと思います。

 

利用しやすい手段は人それぞれ

レスポンスデバイスを電話しか用意していないチラシ、メールフォームしか用意していないホームページなどをよく目にします。しかし、これは消費者の心理や都合をまったく考えておらず、不親切と言わざるを得ません。電話ですぐに聞きたい人もいれば、直接話すのは億劫だからメールで問い合わせたい人、チラシを見る時間帯は夜だから電話は出来ないしホームページの問合せフォームから連絡する人、問い合わせる前にスマホでもう少し詳しく調べてから友人と情報をシェアする人、など様々です。年齢や性別、性格、生活リズムによっても選ぶ手段は異なります。

 

どんなレスポンスデバイスを用意しておけばいいか

それは、なるべく多くのデバイスを用意しておくほうが賢明です。広告主側で取捨選択するのではなく、消費者が都合のいい方法で連絡できるようにしておくことで、取りこぼしが大幅に減りますし、何よりも親切です。

 

せっかく魅力的なチラシを制作しても、最後の最後に間口を狭めてしまうようなことは避けたいですね。

チラシの反響を上げるテクニックその2「お客様の声」

お客様の声


広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&AFP、山田ヨシヒロです。

今回は、チラシの反響を上げるテクニックの第2回目として「お客様の声」についてお話しします。

 

「お客様の声」はなぜ必要か

チラシの反響を上げるためには、消費者の共感を得ることが非常に重要です。その商品・サービスが自分にとって必要なものか、同じ悩みや不便を感じている人が、そのサービスを利用することによってどう解決したのか等、消費者がアクションを起こすにあたって、広告主ではなく消費者側の意見を知ることができるからです。

通常、チラシには広告主にとって都合のいいことや売り込み文句しか掲載していません。しかし、売り込みばかりでは消費者はうんざりしてしまいます。確かにお客様の声も広告主が選別して掲載しているわけですから、都合のいいコメントしか掲載していないわけですが、売り主とは異なる角度から商品やサービスの情報や体験談を知ることができるという意味では、消費者にとっては大切な情報であると言えます。

 

購買意欲を高める「お客様の声」

「お客様の声」を効果的に利用しているのは、皆さんが良く目にされるテレビショッピングです。実際にお客様を登場させ、商品を購入する前に悩んでいたことや、購入に至った動機、使用感、使用後の自身の変化、周囲の反応など、お客様自身の口から体験談を語らせるのです。すると同じような悩みを持っている視聴者は、その体験談を自分自身と重ね、共感し、自分もそうなりたいと感じるのです。消費行動における一連の心理を追うような体験談を利用者本人が語っているわけですから、信憑性も増しますし、共感を得やすいのです。

 

反響が高いお客様の声とは

お客様の声にも高い反響が得られるものとそうでないものがあります。より高い反響を得るためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、よりリアルな声を掲載することです。以下に一例を挙げます。

・活字よりも本人自筆の手書き。
・利用者の写真入り(商品利用中なら尚良し)。
・手書きなら誤字もそのまま掲載。
・長所だけでなく短所の指摘も掲載。
・ターゲットに近い属性の利用者の声を掲載(性別、年齢、職業、地域など)。

 

お客様の声は様々な場面でマーケティングに利用できます。アンケートなどによって普段からリアルな声を集めておくことが大切ですね。

チラシの反響を上げるテクニックその1「キャッチコピーは両面に」


広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&AFP、山田ヨシヒロです。

「チラシは反響がない」「折込チラシは見てもらえない」「ポスティングしても問い合わせがない」なんて話を良く耳にします。本当にそうでしょうか?

 

チラシで反響を得られる人と得られない人の違い

以前、こんなことをおっしゃる方がいました。「チラシは色々工夫して、天までやってきたけど、チラシでは反響が出ないことがわかったからもうやってない。」

「天まで」とは、つまりやり尽くしたという意味のようです。それを聞いて正直、呆れました。弊社のお客様で、その方と全く同じ商材を取り扱っている同業者さんであり、チラシでかなりの反響を上げている方がいらっしゃいるからです。事実、チラシによる集客のおかげで新規顧客を多数獲得し、取り扱い商材のメーカーから毎年表彰されておられます。

同じ業種、全く同じ商材、そして同じ「チラシ」という広告媒体を使用しているにもかかわらず、どうしてこのような違いが生まれるのでしょうか?

答えは簡単です。たくさんチラシを作ってきて反響がなかった方は、単に「たくさんチラシを作ってきただけ」なのです。つまり、「反響を得られるチラシの作り方を知らない」ということです。

チラシで高い反響を得るためには、チラシの内容だけでなく、明確な広告戦略が必要です。しかし、チラシに掲載する内容やデザイン、レイアウト、コピーライティング等のテクニック、あるいは顧客心理を先回りすることによって、ある程度の反響アップは十分可能です。

「チラシ反響アップ講座」では、そのテクニックや戦術を1つずつ公開していきたいと思います。

 

最近は両面フルカラーのチラシが主流

この十数年で印刷の価格破壊が進み、数千部程度の少部数のチラシなら、以前の10分の1程度の料金で印刷できるようになったため、最近は両面フルカラー印刷が主流になってきました。料金に関わらず、チラシは両面印刷が望ましいのですが、その理由を説明すると長くなるので今回は割愛し、また別の機会にお伝えしたいと思います。

 

キャッチコピーは両面に

キャッチコピーは皆さんご存知だと思います。商品を販売したりサービスを告知する際に広告宣伝に用いられる謳い文句のことです。

キャッチコピーはチラシにも頻繁に利用されます。なんとか反響を上げようと、広告主は魅力的なキャッチコピーを必死で考えていらっしゃいます。しかし、身の回りにある数々のチラシを見てみると、その多くはオモテ面にしか魅力的なキャッチコピーを掲載していないことがわかります。それは何故か。そこには人間の「思い込み」が深く関係しています。

 

必ずしもオモテ面から見るとは限らない

そうです。そのチラシを手に取った時、最初にオモテ面が目に入るとは限らないのです。最初に裏面を目にした方は、一瞬でそのチラシが自分にとって必要なものかどうかを判断します。つまり、裏面にもその人に刺さるメッセージがないと、興味を持ってもらうことなく「ゴミ箱行き」になるということなのです。

 

いくら動線を考えてチラシをデザインしたところで、意図した順に読み進めてもらえないと全く無意味なものになってしまいます。裏面のキャッチコピーは軽視されがちです。反響を上げるためには是非ともおさえておきたいところですね。