チラシやパンフレット印刷、折込の納期の目安

折込、チラシ印刷、パンフレット印刷の納期

広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&FP、山田ヨシヒロです。

広告物の印刷を業社に依頼した際のおおよその納期をご存知ですか?

 

チラシ印刷、パンフレット印刷、折込の納期の目安

過去に印刷の手配をされたことのある方はご存知かと思いますが、印刷の手配に不慣れな方や、上司の鶴の一声で広報担当を突然まかされた若手社員の方などのために、印刷に要するおおよその納期をお教えします。

折込チラシ印刷(B4またはB3サイズ)

主に折込チラシなどの大部数の印刷に用いられるオフセット輪転印刷の場合、入稿後1〜3営業日程度で出荷されます。

チラシ印刷(A4サイズなど)

数百〜数千枚程度のチラシ印刷に用いられる平版のオフセット印刷の場合、入稿後1週間前後で出荷されます。

パンフレット印刷

数百〜数千部程度のパンフレット印刷の場合、印刷方法はチラシと同じオフセット印刷ですが、製本加工が必要になるため、チラシ印刷の日数+1〜2営業日かかるのが一般的です。

 

尚、これらはいずれも特殊な加工がなく、一般的な仕様、一般的な用紙に印刷する場合の納期の目安です。詳細は、注文する印刷会社に確認してくださいね。

印刷だけでなくグラフィック・デザインも依頼する場合は、その作業日数も加味しなくてはなりませんし、デザインの校正、修正などにかかる日数も考えなくてはなりません。また、新聞折込される場合には、折込日の2〜3営業日前には折込会社にチラシを納品しなくてはなりません(折込地域により異なります)。デザイン会社や印刷会社、折込会社に事前に確認のうえ、余裕を持った制作スケジュールを立てましょう。

広告宣伝ドットコムならデザインも印刷も新聞折込もまとめてお受けしておりますので、煩雑なスケジュール管理のご負担はお掛けしません。ご安心ください。(最後は宣伝になってしまいました・・・。)

パンフレットやカタログ作成時の疑問。「表1」「表4」って?

広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&FP、山田ヨシヒロです。

パンフレットやカタログ作成において、ページ順を指定する際によく耳にする「表1」「表4」という言葉。デザイナーや印刷会社なら当然知っていますが、一般の方はあまり耳慣れないかもしれません。

 

パンフレットやカタログの表紙のページ番号の呼称

パンフレットやカタログ等、冊子の印刷においては、ページ番号を表紙と本文とで分けて考える場合があります。これは表紙と本文とで異なる紙に印刷したり、製本方法によっては背表紙が必要になるなど、それぞれ別工程で印刷することが多いためです。

表紙のページ番号は「表1」「表2」「表3」「表4」という呼び方があり、一般に言う表紙を「表1」、裏表紙を「表4」、表紙をめくった裏側(表紙の裏面、表紙の次のページ)を「表2」、裏表紙をめくった裏側(裏表紙の裏面、裏表紙の1つ前のページ)を「表3」と呼びます。(以下の図のとおりです)

パンフレット、カタログ作成におけるページ番号

ちなみに上の図は左綴じの製本の場合のものですので、右綴じ(縦書用)の製本の場合は左右が逆になると考えてください。

 

本文の数え方はデータ作成者によってバラツキがある

ただし、本文のページ番号の数え方は、表2の次のページを「P1」と数える方や表2をP1と数える方、表1をP1と数える方など様々です。一般的には

「表1」→「表2」→「P1」→「P2」・・・「表3」→「表4」

と数える場合が多いですが、パンフレットやカタログのデザイン、内容によって使い分けることもあります。そのため、印刷する際には印刷会社にページ順を正しく伝えることが必須です。特にカタログなどの多ページ物の印刷は失敗して刷り直すと印刷代がバカになりませんから注意しましょう。

折込チラシの広告取扱基準

広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、大阪の広告戦略アドバイザー&FP、山田ヨシヒロです。

商材やターゲット層によって折込チラシは有効な広告手段

ネットやスマホの普及により特に若年層で新聞離れが進む昨今ですが、業種や商材によって、またターゲット戦略やエリア戦略において、折込チラシは有効な広告のひとつです。

そんな折込チラシですが、新聞という媒体を利用するうえで 注意しなくてはならない点があります。

折込チラシにも表現の規制がある

新聞は社会的影響力の強い媒体です。そこに折込むチラシにも少なからずその影響力があります。
だからこそ虚偽の広告や誇大広告、法律に抵触する広告、反社会的な広告、他人の権利を侵害するような広告は折込まれるべきではありません。

そこで、日本新聞協会は折込広告取扱基準を作成し、全国の折込チラシや折込広告に一定のガイドラインを設けています。

表現が規制される広告の一例

責任の所在および内容が不明確なもの

 ・広告主名、所在地名、連絡先が記載されていないもの。
 ・広告の意味、目的が分からないもの。

虚偽または誤認されるおそれがあるもの

 ・虚偽の広告は勿論、「日本一」「世界一」等の最高・最大級の表現、「確実に儲かる」「絶対に痩せる」等の断定的表現を何の裏付けもなく使用したもの。
 ・市価より高い価格を市価とするなどの不当な「二重価格表示広告」、商品が準備されていないのに掲載するなどの「おとり広告」。

ほかにも業種によって関係法規における様々な表現の規制があります。

 

ガイドラインに抵触しない折込チラシを作成するために

キレイにデザインされたチラシを印刷してから折込を断られてしまっては、それまでのコストも時間も水の泡。折込チラシ印刷の部数も多いため、大損害を被ってしまいます。
折込チラシ作成の際にはあらかじめ関係法規を確認し、表現や文言に細心の注意を払わなくてはなりません。また、なるべく折込チラシ作成の経験を豊富にもつデザイン会社や制作会社に依頼するのが得策です。

もちろん、広告宣伝ドットコムは、折込チラシのデザインや印刷、折込手配も多数手掛けていますので安心してご注文ください。

大阪の広告戦略アドバイザー&FP、山田ヨシヒロでした。

貴社の広告はターゲットに正しく届いていますか?

広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、
大阪の広告戦略アドバイザー&FPの山田ヨシヒロです。

貴社の広告はターゲットにちゃんと届いていますか?

次のグラフは「消費者に届く情報量」と「消費者が認知・処理できる情報量」を表しています。

広告と情報量

少々古い情報にはなりますが、この十年ほどの間に情報量が爆発的に増加し、消費者が選択可能な量を大幅に上回っていることがわかります。

これはネットの普及によるところが大きいと思われます。

一昔前、情報が少なかった頃は、発信した情報をターゲットに届けることも反響を得ることも比較的容易でした。しかし近年は多くの情報が消費者に届いてすらいないのです。

ターゲットに合わせた媒体選び・発信方法を

消費者も、溢れる情報の中から信頼できる情報を得るために、一つの情報を数秒のうちに取捨選択しています。そんな中で、意図するターゲット層に的確に情報を届け、反応させ、行動を起こさせることは、決して容易なことではありません。

広告媒体には様々な種類があり、その発信方法も様々です。情報を届けるべきターゲットが決まったら、そのターゲットに的確に届く広告媒体、発信方法を選択しなくてはなりません。

とりあえずチラシを配布する・・・
とりあえずホームページを作る・・・
では残念ながら広告宣伝費を無駄にしてしまいます。

貴社の情報を欲しがっている層が集まっているところに正しく届けることで、反響は大きく変わります。まずは広告を制作する前に、貴社のターゲットに最適な広告媒体や発信方法を考えましょう。

その広告、本当に反響ありますか?

広告宣伝ドットコムの運営会社、株式会社エクスプライドの代表取締役、
大阪の広告戦略アドバイザー&FPの山田ヨシヒロです。

 

世の中の広告には大きく分けて2種類あります。
それは「反響のある広告」と「反響のない広告」です。
中小企業は大企業のような潤沢な広告宣伝費を確保できないため、少予算で効率的に反響を上げることが非常に重要です。
ではどうすれば良いのでしょうか?

非常に残念なお話ですが、日本中のほとんどの広告は反響がありません。
例えばチラシの場合、配布方法や業種、内容などによっても変動しますが、反応率は0.01%~0.1%と言われています。
ただし、これは正確な数値とは言いがたく、現実にはもっと低い場合も多く、ゼロ(反響なし)ということもよく耳にします。

もっと言えば、チラシに反応(来店や問合せ等)があったとしても、成約に至らなければ反響はゼロであるのと同じです。
ほとんどの広告主は思うような結果が得られていないのです。

あまり実感が湧かない方のために、わかり易い例を挙げてみます。

 

見ることなく捨てられる折込みチラシやポスティングチラシ

新聞のテレビ欄は見るけど折込みチラシは束のまま。
週末のチラシはたまに見るけど平日は一切見ない。
ご家庭でよく見られる風景ですね。
特にマンションの場合は、郵便受けのすぐ横にゴミ箱が設置してあり、手に取った瞬間、広告とわかるなり部屋に持って入ることもなく、その場でゴミ箱行きなんてことも日常。

開封すらされないダイレクトメール

宛名が書かれたダイレクトメールでさえも、差出人名を見て広告とわかるなり、開封することなくゴミ箱行きという経験はあなたにもありませんか?

見つけてもらうことが出来ないホームページ

統計によると、多くの人はインターネットの検索結果の1~2ページまでしか見ないという結果が出ています。
一般的な単語で検索すると検索結果には数万件から数百万件が表示されるため、検索結果の3ページ目以降(検索結果の31番目以降)は目に触れることさえない、つまり存在しないのと同じということです。

迷惑メールに自動的に振り分けられる広告メール

迷惑メールフォルダに振り分けられるだけならまだしも、サーバによって自動的にハネられ、相手に届くことすらない広告メールも多数あります。

 

いかがでしょう?身の回りにもこういったことがたくさんありますよね?
実際、挙げていけばキリがありません。

しかし、そんな中でも、確実に反響を上げている広告は存在します。

「反響のある広告」と「反響のない広告」。
その違いや原因については、
長くなってきたのでまた近いうちに書きたいと思います。

広告を作成する目的を今一度確認しましょう

全国多数の企業様や店舗様から毎日、印刷物やWEBサイト作成など広告物制作のご相談をいただきます。そんな中、見積もりや聞き取りの段階でこんなことをおっしゃるお客さまが少なからずいらっしゃいます。

「とにかく値段(制作費)が最優先」

「カッコ良いデザインにしてほしい」

「◯◯も◯◯も◯◯も全部掲載したい」等々。

こんなとき、私は決まってお聞きします。

「今回、広告を制作される目的は何ですか?」

意図が不明確な広告に消費者は反応しない

それなりのお金を払って業者に広告制作を依頼するには、そもそもの目的があるはずですよね?

それは集客?

商品の販売?

新規契約獲得?

電話問い合わせの獲得?

予約の獲得?

サービスや商品の認知?

社名や店名の認知?

既存客からの紹介の獲得?

リピート客の増加?

顧客単価アップ?

既存客の来店頻度のアップ?

サービスや商品のブランディング?

社長や店長のブランディング?

他の広告物(WEBサイト等)への誘導?

一括りに広告と言っても、その目的は実に様々です。そして、その目的によって手法や内容、戦略を変えていかなければ思うような反響を得ることはできないでしょう。

数社の見積もりを見比べているうちに、いつの間にか広告物を安く作ることが目的になってしまってること、ないですか?

広告を作ることがゴールではない

印刷物やホームページ、看板、販促ツールなど、広告制作を考える際には、まずはその広告を作る一番の目的(主目的)を明確にし、それに付随するいくつかの小さな目的(従目的)を設定して、その目的を達成するために必要なスキルと経験を持った制作会社を選択し、共に戦略を練らなくてはなりません。

制作費がどんなに安くても、デザインがどんなにカッコ良くても、そもそもの目的を達成できなければお金も時間も無駄にしてしまいます。(失敗という貴重な経験は得られますが・・・)

今一度、広告を作る目的とその優先順位を考え直してみてはいかがでしょうか?